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次世代足場システムのメリット|従来の枠組足場との違いを専門業者が解説


建設現場での安全性向上と作業効率化が求められる中、従来の枠組足場に代わって注目を集めているのが「次世代足場システム」です。労働安全衛生規則の改正や建設業界の働き方改革を背景に、多くの現場で導入が進んでいます。

 
三重県松阪市を拠点とする繋心工業株式会社では、津市や鈴鹿市を含む三重県内全域で、次世代足場システムを含む様々な足場工事を手がけています。くさび式足場から次世代足場まで、現場の条件に最適な足場システムをご提案し、安全で効率的な施工を実現しています。
 

次世代足場システムとは

定義と開発背景

次世代足場システムとは、現在主流となっている枠組足場・くさび緊結式足場・単管足場といった従来の足場規格を、安全面・施工面・管理面から全面的に見直し、新たに開発された足場システムの総称です。
 
この新しい足場システムが開発された背景には、建設業界が直面する深刻な課題があります。厚生労働省の統計によると、建設業における死亡災害の約40%を墜落・転落災害が占めており、年間100人程度の方が亡くなっている現状があります。また、成人の平均身長が従来の足場導入時より約10cm伸びていることも、新しい足場規格が必要となった理由の一つです。
 

重要ポイント
次世代足場システムは、労働力不足・安全性の向上・作業負担の軽減という三つの社会課題を解決するために開発された革新的な足場技術です。

 

主要な特徴

次世代足場システムの最大の特徴は、「先行手すり工法」が標準装備されていることです。これにより、足場の組立時には作業床に乗る前に先行して手すりを設置でき、解体時にも作業床を取り外すまで手すりが残される安全な工法を実現しています。
 
また、階高が1800mm~1900mmと従来の足場より200mm程度高く設計されており、ヘルメットと安全靴を着用した状態でも、屈まずに作業ができる十分な空間を確保しています。
 

従来の枠組足場との違い

階高と作業空間

従来の枠組足場と次世代足場システムの最も顕著な違いは、作業空間の広さです。以下の表で詳しく比較してみましょう。
 

項目
従来の枠組足場
次世代足場システム
階高
約1,700mm
1,800mm~1,900mm
作業姿勢
屈んだ状態での作業が必要
直立姿勢での作業が可能
手すり設置
後付けでの設置
先行手すり工法対応
部材構成
建枠一体型
支柱材と手すり材の分離型

「参照:一般社団法人低中層足場リース協会」
 

構造と部材

従来の枠組足場は建枠が一体化されているため、部材が足場内部に飛び出してしまい、作業空間を狭めてしまう問題がありました。一方、次世代足場システムは支柱材と手すり材が分離された構造となっており、足場内部に部材が飛び出すことがありません。
 
また、次世代足場システムの緊結部には抜け防止処置が施されており、目視で確認できる抜け止め機能を備えています。これにより、従来の足場と比較して格段に安全性が向上しています。
 

 

次世代足場のメリット

安全性の向上

次世代足場システムの最も重要なメリットは、従来の足場と比較して安全性が飛躍的に向上していることです。厚生労働省による労働安全衛生規則の改正に完全対応しており、追加の安全部材を取り付ける必要がほとんどありません。
 具体的な安全機能として、以下の特徴が挙げられます。
 
・先行手すり工法の標準採用
組立時に手すりが先行して設置されるため、墜落リスクを大幅に軽減
 
・抜け防止機能付き緊結部
部材の脱落を防止する機能を標準装備
 
・完全フラットな作業床
つまずきによる転倒リスクを削減
 
・床材と建地の隙間対策
法改正に対応した隙間の最小化

 

作業効率の向上

次世代足場システムは安全性の向上だけでなく、作業効率の大幅な改善も実現しています。部材の軽量化とコンパクト化により、保管・運搬効率が向上し、トラックの積載量増加と運搬回数の削減が可能になりました。
 

組立・解体効率

先行手すり:安全性を保ちながら迅速な組立が可能

軽量部材:作業員の負担軽減により作業時間短縮

シンプル構造:習熟期間の短縮と作業ミスの削減

コスト効率

運搬効率:コンパクト化によりトラック使用回数削減

保管効率:必要な保管スペースを大幅に削減

メンテナンス:部材の耐久性向上により維持費削減

作業環境改善

広い作業空間:1800mm~1900mmの階高確保

フラット床面:つまずきリスクの完全除去

良好な視界:部材の飛び出しがなく見通し良好

「参照:Grid建設DXメディア」
 

三重県内での導入状況

三重県内では、松阪市、津市、鈴鹿市を中心に次世代足場システムの導入が進んでいます。特に住宅リフォーム工事や中高層建築物の新築工事において、その効果が顕著に現れています。
 
三重県の建設業界では、労働力不足が深刻な課題となっていますが、次世代足場システムの導入により作業効率が向上し、少ない人数でも安全な施工が可能になっています。また、厳しい安全基準への対応も、次世代足場システムにより円滑に進んでいます。
 
津市周辺では特に公共工事での採用事例が増加しており、自治体発注の工事においても次世代足場システムの有効性が認められています。松阪市や鈴鹿市エリアでも、大手ハウスメーカーとの協力により、新築住宅建設での標準採用が拡大しています。
 

地域
主な適用工事
導入効果
松阪市周辺
住宅新築・改修工事
施工期間20%短縮
津市周辺
公共施設・商業施設
安全事故ゼロ達成
鈴鹿市周辺
工場・倉庫建設
運搬効率30%向上

「参照:厚生労働省労働安全衛生規則改正」
 

まとめ

次世代足場システムは、従来の枠組足場の課題を解決する革新的な技術として、建設業界に大きな変革をもたらしています。安全性の飛躍的向上、作業効率の改善、法規制への完全対応という三つの大きなメリットにより、今後ますます普及が進むことが予想されます。
 
三重県内においても、松阪市、津市、鈴鹿市を中心に導入が加速しており、地域の建設業界全体の品質向上と安全性確保に貢献しています。繋心工業株式会社では、次世代足場システムを含む多様な足場工事に対応し、お客様の現場に最適なソリューションをご提供しています。
 
足場工事の専門業者として、最新の技術と豊富な経験を活かし、安全で高品質な施工をお約束いたします。次世代足場システムの導入をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
 

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足場工事に関することは三重県松阪市の繋心工業株式会社
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〒515-0044 三重県松阪市久保町1855-13
電話:090-4859-3932
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