こんにちは！
繋心工業株式会社です。
三重県松阪市を中心に、足場工事を手掛けております。
新築工事における足場設置は、外壁塗装など改修工事の際の足場設置とは違い、家そのものがありません。
今回は、新築工事において建物の形が見えない中で鳶職人がどのように足場を組み立てていくのかを紹介していきます。

新築工事の足場設置とは

新築の戸建て住宅を建てるときは、はじめに地盤調査を行い、型枠工事業者が鉄筋コンクリートで固めた土台を作ります。
土台ができあがると、大工職人が材木を組みながら家を建てる工程に入りますが、その前に高所にあがるための足場が必要になります。
このコンクリートの土台ができたときに組み立てられるのが足場です。
新築工事の足場設置は、外壁の塗装工事を行う足場設置とは違い、家はもちろん木材の骨組みも存在しません。
打ち合わせの内容にそって作られた仮設図面をもとに、家の全体図をイメージしながら足場職人が寸分の狂いも無いように組み立てていきます。
この足場は、大工職人が安全に効率よく作業を行うために必要不可欠であり、鳶職人には次工程の業者が使いやすい足場を施す必要があるのです。
なお、一般的な足場工事にかかる時間は、組み立てで4～5時間、解体で3～4時間ほどと言われています。
つまり、一軒の戸建て住宅の工事期間はおよそ3～6ヶ月ほどかかると言われる中、足場工事にかかる時間は僅か10時間ほどです。
足場工事の鳶職人はこの10時間の内に、工事全体の段取りを遅らせることなくスムーズに進むよう、安全かつスピーディーで正確な作業を行っているのです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。